ブランディングとは、唯一を「表現」すること
「ブランディング」は世の中にありふれた言葉となってきました。ブランド化するとはどういうことなのでしょうか?古い建物だから、ブランディングは無理?特筆すべきものがないから、ブランディングは無理?様々な解釈があるなか、最もあてはまるのが【唯一】という言葉です。ただ、なんとなくカッコイイというのは、ただの見せかけを飾っているだけ。目的は「価値を高める」ことにあります。他にはない、らしさ、ならでは、独自性。こういった特徴を表現していくことが、ブランディングの本質であり、価値を生み高めることに繋がります。
ブランディングのヒント
ブランディングを、別の日本語に言い換えて園の日常に照らし合わせてみます。
すると、、ふわ~っと、浮かんでくる景色はありませんか?
もし「ブランディング」を「唯一」と定義する場合、その類義語として考えられる言葉は、例えば…
- 独自性 (どくじせい) – Uniqueness
- 特異性 (とくいせい) – Distinctiveness
- 卓越性 (たくえつせい) – Excellence
- 個性 (こせい) – Individuality
- 独創性 (どくそうせい) – Originality
何か、園生活でピンとくるものはありませんか??^^
以下は、サンプルとして今まで制作した園さんのご紹介していきます。ご参考になさって下さい。
あたりまえすぎて、素晴らしさに気づきづらいこと。ありませんか?
例えば、広大な畑のある保育園さん。春夏秋冬に実る旬の自然の恵みや、種植えから収穫までの生長の過程を身近に感じること、手作りの朝穫れ野菜を給食で毎日味わえる幸せ。そんな素晴らしさを認識しつつも現場としては、毎日のお手入れの大変さや、虫の多さ、好き嫌いなどが印象として強く、どことなく自信を持てずにいらっしゃった様子でした。保護者や働く目線で客観的に、写真や映像、言葉で環境の素晴らしさ表現すると、と改めて環境の良さを認識していただきました。集客・採用の目玉として、他園にはない大きな大きな特徴として、フォーカスしました!園長先生も、スーツでビシッと決める写真もステキなのですが、ピンクのジャージにクワを肩に背負って笑顔でポーズ♪がとってもお人柄が表現されていて最高でした!
卒園式は「保護者」が主役。そんな幼稚園、日本でここだけです。
保育業界に携わって20年。かつて、こんな卒園式はみたことがありません。
「これから令和〇年度、卒園式を開式します。保護者のみなさんが入場します。」と、子どもたちが、お父さん・お母さんを拍手で迎えます。初めから、最後まで、保護者への感謝を表現する演出で、涙・涙・涙の1時間。3年間の幼稚園生活の集大成として、園がほんとうに表すべきは『保護者への感謝』という気持ちを、全力で映像で表現しました。
いつでも、だれでも「せいさく遊び」ができる教室のある幼稚園
通常、せいさく遊びは造形教室などの課外教室で行うことが多いですが、若松幼稚園さんでは「いつでも・だれでも・好きなものをつくれる」をコンセプトとした、専任保育士がいる【わかまとりえ|わかまつ×仲間×アトリエ】を運営しています。工作が好きな子はもちろん、いつでも・誰でもこれるという受け皿として在る、ことがとっても素晴らしい取り組みですよね!わかまとりえ、専用のプロモーションビデオと、専任保育士さんの想いなどインタビュー映像と共にご紹介しています。